【火災保険はどう選ぶ？】必要な保険の選び方

　住宅の購入や引っ越し、または保険料の見直しを考えているとき、必ず向き合うのが「火災保険」です。たとえば――

このようなタイミングでは、「どこの保険会社がいいのか」「補償内容に違いはあるのか」など、保険選びの迷いがつきものです。

そこで役立つのが、火災保険の一括見積もりサービスです。複数社からまとめて見積もりが取れるため、保険料や補償内容の違いを比較しながら、自分に合った選択ができます。

住宅を購入した際、ローンと一緒に火災保険に加入する方は多いかと思います。でもそのまま放置していませんか？実は、火災保険は補償内容も保険料も会社によって大きく異なるのです。

近年は台風・水害など自然災害の増加により、補償内容の見直しが重要になっています。また、補償を充実させつつ、不要な特約を省けば保険料を抑えることも可能です。

一括見積もりで比較すれば、節約と安心の両立が可能に

いくつかの保険会社に個別に見積もりを依頼するのは大変ですが、一括見積もりサービスを使えば、1回の入力で複数社から提案を受けられます。

この方法なら、今の契約よりも補償内容が手厚いのに保険料は安いというケースも見つかるかもしれません。

最近では新築や中古住宅の購入時に限らず、今すでに加入している火災保険を見直すだけでも保険料を削減できる可能性があります。

火災保険を見直すタイミングでは、火災以外のリスクにも備えるチャンスになります。

たとえば地震による損害は、火災保険だけでは補償されません。しかも、地震保険は単体では加入できず、火災保険に加入していることが前提となっています。
つまり、「火災保険には入っていて当然」と思っていても、地震への備えが万全とは限らないというわけです。

地震による倒壊や津波の被害に備えるには、火災保険をベースにして、地震保険を付加する形で契約する必要があります。

こうした補償が必要かどうかも、一括見積もりを通じて比較・検討できるので、災害に強い補償内容を選ぶきっかけにもなります。

火災保険には「個人賠償責任補償」というオプションを付けられることがあります。これは、自転車事故などで相手にケガをさせてしまった場合の賠償に備えるものです。

最近では、自転車事故による高額な損害賠償のニュースも増えています。火災保険でこうした事故にも備えられることは、意外と知られていません。

見積もりの際に、こうした補償がつけられるか確認しておくことで、より広範囲に家族を守ることができるのです。

一括見積もりサービスは、新規契約にも見直しにも対応しています。特に住宅購入直後や、10年以上同じ保険に加入している場合は、ぜひ一度確認してみることをおすすめします。

火災保険は一度加入すると、そのままにしてしまいがち。でも、補償の内容や保険料は年々変化しています。

一括見積もりで比較してみるだけで、思わぬ節約や補償の充実につながることも少なくありません。

家計の見直しや住宅購入のタイミングに、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。