目次

― 「タダで使えるところ」と「条件つきで安くなるところ」を分かりやすく紹介
最初に知っておくこと(共通でかかるお金)
iDeCoのコストは「制度の固定費」+「金融機関ごとの運営管理手数料」の二層構造です。まずはここをはっきりさせます。
- 加入するとき(初回のみ):2,829円(国民年金基金連合会)
- 毎月の制度の固定費
- 拠出する月:171円(内訳:105円=国民年金基金連合会/66円=信託銀行)
- 拠出しない月(運用だけの月):66円(支払先:信託銀行)
- 金融機関ごとの運営管理手数料:0円の会社と有料の会社がある(本記事はここを比較)
重要:
「運営管理手数料が0円」の会社を選んでも、制度の固定費(171円 or 66円)は必ず発生します。
つまり**0円なのは“金融機関に払う追加の管理料”**であって、制度そのもののコストは別という仕組みです。
この前提をふまえて、各社の運営管理手数料と、受取・移換時の手数料の違いを比較します。
総合1位:りそなiDeCo
- 運営管理手数料:誰でもずっと0円
- 給付手数料(お金を受け取るとき):2025年7月1日から0円に!
- 一括受け取りでも、年金のように分割しても無料
- 特徴:
- 店舗で相談できる
- 投資信託や定期預金が約30種類
👉 毎月の負担は制度の固定費171円のみ。さらに将来お金を受け取るときも無料になるので、トータルコストでとても有利です。
無条件で0円のグループ
どんな人でも、追加の運営管理手数料がかからない金融機関です。つまり「制度の固定費」だけで利用できます。
- SBI証券:運営管理手数料0円。移換4,400円、給付440円。低コスト投信多数
- 楽天証券:0円。オールカントリー0.0561%など超低コスト投信あり。楽天ポイントも貯まる
- 松井証券:0円。「171円だけ」と明記。39本の投信ラインアップ
- マネックス証券:0円。給付440円、移換4,400円など
- auカブコム証券:0円。商品数多め
- イオン銀行:0円(運営管理はみずほ銀行)
- 野村證券:0円。2021年から完全0円化
- 大和証券:0円。月額171円だけ
- 三井住友銀行(みらいプロジェクトコース):0円。ただし標準コースは有料
👉 同じ「0円」でも、選べる商品や受け取るときの手数料で差が出ます。
条件つきで0円になる例
- みずほ銀行(みずほのiDeCo):
- 残高や掛金が50万円以上
- または、掛金1万円以上+メール登録+専用サービス登録
- これらの条件を満たせば0円。それ以外は月260円
有料タイプの例
- 三井住友銀行(標準コース):月260円(「みらいプロジェクトコース」は0円)
- その他:一部の地方銀行や保険会社は有料のまま。
「お金を受け取るとき・移すとき」の費用
- 給付手数料:多くは1回440円。りそなは2025年7月から無料
- 金融機関を変える/他の制度に移すとき:4,400円くらいが一般的
- 掛金を戻す(還付)とき:約1,488円
👉 短い期間で金融機関を変えると、手数料が負担になることもあるので注意。
比較表(2025年版)
金融機関 | 運営管理手数料 | 給付手数料 | 移換手数料 | 特徴・条件 |
---|---|---|---|---|
りそな銀行 | 0円 | 無料(2025/7~) | 約4,400円 | 店舗相談OK、商品30本 |
SBI証券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | ネット証券、商品多数 |
楽天証券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | 楽天ポイント、低コスト投信 |
松井証券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | シンプルな手数料体系 |
マネックス証券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | 初心者向けラインアップ |
auカブコム証券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | 三菱UFJ系列 |
イオン銀行 | 0円 | 440円 | 4,400円 | 店舗相談+ネット受付 |
野村證券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | 店舗サポートあり |
大和証券 | 0円 | 440円 | 4,400円 | 店舗対応あり |
三井住友銀行(標準) | 月260円 | 要確認 | 要確認 | 標準は有料、特定コースは0円 |
みずほ銀行 | 条件付き0円 | 要確認 | 要確認 | 条件未達は260円 |
よくある質問
“`htmliDeCo 手数料Q&A(2025年版)
※本Q&Aは一般的な仕組みの解説です。実際の手数料・条件は各金融機関・信託銀行・国民年金基金連合会の最新情報をご確認ください。
基本:固定費と運営管理手数料の「二層構造」
iDeCoのコストは二層構造です。
①制度の固定費(必ず発生)…拠出する月=171円(105円:国民年金基金連合会+66円:信託銀行)/
拠出しない月=66円(信託銀行)。
②金融機関の運営管理手数料(会社により0円~有料)…「0円」とはこの追加分が0円という意味です。
したがって、運営管理手数料が0円でも制度の固定費(171円または66円)は必ずかかります。
拠出しない月は制度の固定費=66円(信託銀行)のみです。運営管理手数料が0円の金融機関なら、追加はかかりません。
初期費用・受取時・乗り換えのコスト
初回は2,829円(国民年金基金連合会)です。別制度からの移換など、ケースにより取扱いが異なる場合があります。
多くの機関は1回440円(信託銀行)。
ただしりそなは2025年7月1日から一括・分割いずれも0円です。分割回数が多いほど差が大きくなるため、長期の受取を考える人は要チェック。
一般的に4,400円程度が相場です(運営管理機関変更・移換)。
短期での乗り換えは手数料回収が難しくなることがあるため、商品・手数料の改善効果を事前に試算しましょう。
掛金の設定・停止・再開
月5,000円から、1,000円単位で設定できます(上限は加入区分により異なります)。
ライフイベントに合わせて増減や見直しが可能です。
停止中は66円/月(信託銀行)のみが続きます。
再開した月からは171円(105円+66円)に戻ります。資金繰りが厳しいときは、無理せず一時停止→再開も選べます。
運営管理0円の金融機関どう選ぶ?
- 投資商品の信託報酬(運用コスト)…長期では小さな差がリターンに効く
- 受取時手数料…分割受取だと回数分の差が大きい(例:りそなは0円)
- 移換手数料…乗り換え検討時のコスト
- 商品ラインナップ・使いやすさ・店舗相談の有無…自分に合う運用・サポート体制か
まとめ:どこを選ぶ?
- コスト最優先 → りそな(受け取りも無料)
- ネットの便利さと商品数 → SBI/楽天/松井/マネックス
- 銀行グループや店舗で相談したい → イオン銀行・野村・大和・SMBC(コース指定)
👉 「0円」と書かれていても、制度の固定費は必ずかかります。長期で積み立てるなら、受取時の手数料や投資商品のコストまで含めて比較するのが大事です。